ガバメントアクセス

法執行機関や政府によるデータへのアクセス

ソフトウェアが私たちの日常生活の中心となるにつれ、電子メール、テキストメッセージ、電話、インスタントメッセージ、ソーシャルメディアの投稿、その他の電子的に送信され保存されるコミュニケーションが急増しています。犯罪捜査を行う法執行機関にとって、これらのデータは貴重な手がかりとなります。しかし、世界中で、法執行機関によるデジタル・エビデンスへのアクセスを規定する法律や手続きは、時代遅れであったり、矛盾している場合が少なくありません。国境を越えたデジタル・エビデンスへのアクセス、暗号化されたデータへのアクセス、デジタル分野においてプライバシーおよび市民の自由を適用すること、また、その他の分野に関する法律は、現代のデジタル・エコシステムの性質を反映して更新されなければなりません。

法執行機関がデジタル・エビデンスに合法的にアクセスできる状況、および消費者のプライバシー、セキュリティ、また、市民の自由を保護する安全策の適用を明確化するため、このような法律の更新をBSAは支持しています。法執行機関が利用可能なデータの量と種類が爆発的に増加しているため、法執行機関がこうしたデータを理解し、アクセスする技術的能力が試されることになるとBSAは認識しています。適切な法律と保護措置に沿って、デジタル・エビデンスへのアクセス能力を向上させる法執行機関の取り組みをBSAは支援しています。テクノロジー業界と法執行機関が協力することで、地域社会の安全とセキュリティを確保することができます。

BSAについて
 

Business Software Alliance(ビジネス ・ソフトウェア・ アライアンス、以下BSA、www.bsa.org)は、エンタープライズソフトウェア産業を代表するグローバルな業界団体です。人工知能(AI)、サイバーセキュリティ、クラウドコンピューティング、その他の最先端技術をリードする企業を代表し、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、アジアの20を超える市場で活動し、あらゆる分野の産業また一般消費者がイノベーションの恩恵を受けられるよう、テクノロジーに対する信頼を構築する政策を推奨しています。また、BSAは、不正ソフトウェア使用のリスクとソフトウェア資産管理のメリットに対する認識を高め、健全なIT調達による、ライセンスコンプライアンスとソフトウェア導入を世界中で推進することで、会員企業とその顧客を支援しています。

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メンバーシップ

BSAは、テクノロジーに根ざした業界として国際的に活動する唯一の団体で、世界十数カ国にオフィスとスタッフを配置し、積極的に活動しています。そのため、BSA加盟企業は、世界、地域、国単位で、不正使用対策およびポリシー・プログラムのメリットを享受することができます。

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