インターネットにおけるソフトウェアの不正取引
ソフトウェアの不正取引は進化しつづけている多面的な問題です。ソフトウェアの不正取引は開発・製造する企業に悪影響を与えるだけでなく、ユーザーを多大なリスクにさらし最終的には世界経済を根本から蝕むように知的財産を侵害します。
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ネットでのソフト入手は慎重に!
世界中でインターネット・アクセスが急速に拡大していることから、知的財産の盗用に立ち向かうには、常に変化していく状況に対応していかなくてはなりません。インターネットへのアクセスが引き続き拡大するに従い、インターネットベースの著作権侵害の増加といった、インターネットの使用に関連する機会や課題も増えていきます。BSAは、全世界において知的財産権の保護とソフトウェアの不正コピーの撲滅に向けて20年以上にわたってテクノロジー業界をリードしてきました。BSAのグローバル・インターネット不正対策プログラムは、オンライン上の非正規のソフトウェア製品の削除に向けた取組みを行っています。本プログラムのアプローチとターゲットは、クラウド・コンピューティングの増大する役割への対応など、絶えず進化しているオンライン環境を反映するために、常に変化しています。
BSAの専門家チームは、オンラインオークション追跡システムや、その他の独自技術を使用して、非正規ソフトウェアの取引を監視、調査し、権利保護に努めています。違法ソフトウェアは、オークション・サイト、ピア・ツー・ピア(P2P)サイト、ファイル・ホスティングサイトのほか、ソーシャルネットワーキング(SNS)、企業・消費者間取引(B2C)、企業間取引(B2B)サイトといったその他のインターネット・チャネルを介してインターネット上のいたるところで見られます。また、BSAはあらゆるレベルで警察当局と協力し、世界の多くの市場において、不正販売業者の摘発に協力しています。