ニュース - 2022.10.25

京都地検が愛知県男性を、SOLIDWORKS 2018の違法複製品を販売したとして起訴

BSA|The Software Alliance(BSA|ザ・ソフトウェア・ライアンス、本部:ワシントンDC、以下BSA))は、BSA会員であるダッソー・システムズ・ソリッドワークス・コーポレ-ション(以下「ソリッドワークス社」)が著作権を有するプログラム「SOLIDWORKS Premium 2018」の海賊版をhironori_bessho のIDでYahoo!オークションに出品し、販売したとして、京都地検が、2022年9月16日、愛知県内の男性を起訴したと発表しました。

起訴事実は、男性が著作権者の許可なく、不当利得を得る目的で、法的な免責を受けずに、Yahoo!オークションでソリッドワークス社製品「SOLIDWORKS Premium」の海賊版を150点以上販売したとするものです。男性は海賊版を1万円程度で販売し、ソリッドワークス社の損失額はSOLIDWORKS Premiumのライセンス のみでも2億円以上に上るとみられます。

男性は、ソリッドワークス社製品の違法コピーに、クラックプログラムを同梱して購入者に販売していました。クラックプログラムとは、ソフトウェアプログラムの実行を制限するために用いられるライセンス認証システムを無効化するもので、これにより、ソフトウェアプログラムの実行が可能となります。この提供は不正競争防止法上で、不正競争と扱われます。今回の起訴は、著作権侵害と不正競争防止法の両方に基づくものとなります。

 
【BSA | The Software Allianceについて】
BSA | The Software Alliance (BSA | ザ・ソフトウェア・アライアンス)は、政府やグローバル市場において、世界のソフトウェア産業を代表する主唱者です。BSAの会員は世界で最もイノベーティブな企業で構成されており、経済を活性化させ、現代生活を向上させるソフトウェア・ソリューションを創造しています。ワシントンDCに本部を置き、30カ国以上で活動するBSAは、正規ソフトウェアの使用を促進するコンプライアンス・プログラムを先導し、技術革新の推進とデジタル経済の成長を促す公共政策を提唱しています。

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