「クラウド・コンピューティングをめぐる世界の政策環境と実務の最新事情」ご案内 << BSA | The Software Alliance

「クラウド・コンピューティングをめぐる世界の政策環境と実務の最新事情」ご案内

イベント概要

クラウドコンピューティングは、経済成長を促すテクノロジーやサービスへのアクセスを拡大することで、IT分野に意義深く、新しい次元の革新をもたらしました。高度なITの使用を民主化したことにより、かつては大規模事業者にしか利用できなかったテクノロジーが、クラウドコンピューティングにより、新規事業者、一般消費者、政府、小規模事業者でもアクセスし、活用することが可能になったのです。このことにより、前例のないほどの生産性や接続性の向上、競争力の強化が世界中のビジネスで起きました。
 
しかし、その一方、クラウド上の情報セキュリティやプライバシー保護への懸念や誤解からその普及が妨げられ、ユーザーがクラウドコンピューティングの恩恵を十分に享受できない状況もあります。クラウドコンピューティングを促進し、社会的・経済的恩恵を広げるには政府と産業間が連携し、効果的にデータの安全性を確保し、消費者や事業者の期待に見合うかたちで利用されなければなりません。
 
日本が参加しているAPEC CBPRシステムや環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、また、大西洋沿岸国のデータ移転における新たな枠組みであるプライバシー・シールドや、米国における監視活動の改革など、国境を越えて移転するデータに関しての国際的な展開は、日本において注視されております。
 
BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンスが実施した調査報告書「2016年度 クラウドコンピューティング・スコアカード」(世界のIT市場の80%にあたる24ヵ国を対象としてクラウドの準備態勢の度合を評価)では、データ移転の自由の確保、プライバシー、データ・セキュリティと知財の保護、サイバー犯罪に対しての効果的罰則を科すをことを奨励する政策を確立してきた国はクラウドコンピューティング促進において優位な立場にあることが示されています。
 
本イベントでは、上記の報告書の結果を紹介し、日本におけるクラウド普及の現状を分析し、世界の重要な動向の最新事情にも触れていきます。
 
そして、官民のオープンな対話を通して、誤解を紐解き、情報共有を通して、日本がクラウドコンピューティングにおいて、グローバル・リーダーとしての地位を維持し続けるための方向性を探っていきます。

 

詳細

  1. 開催日時

    2016年6月16日(木) 10時~13時 (開場:9:30)

  2. 開催場所

    東京・霞ヶ関 東海大学交友会館「阿蘇の間」

    住所

    〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目2-5 霞ヶ関ビル35階

    アクセス

    http://www.tokai35.jp/staticpages/index.php/acc-000

  3. 主催

    BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス

  4. 協賛

    jipdec
    一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)

    JISa
    一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA)

    JEITA
    一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)

    accj
    在日米国商工会議所(ACCJ)

  5. 参加費

    無料(事前登録制)

  6. 参加申し込み

    下記フォームに必要事項を記入の上、お申込みください。

  7. プログラム

    *(同時通訳付)

    10:00 開会の挨拶:ジャレッド・ラグランド(Jared Ragland)
    BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス
    アジア太平洋政策担当シニア・ディレクター

    「2016年版 クラウドコンピューティング・スコアカードから見えてきた日本の強みと継続的課題」
    10:20 基調講演: クリス・ハフィンスバーガー (Chris Hopfensperger)
    BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス
    グローバル政策担当シニア・ディレクター

    「自由なデータ移転確保と信頼性の回復 ~欧米プライバシー・シールド、米国監視活動改革の動向について」 
    10:50 谷脇 康彦
    内閣審議官 
    内閣サイバーセキュリティセンター 副センター長

    「最近のサイバーセキュリティ政策の動向」
    11:05 坂入 倫之
    総務省 
    情報通信国際戦略局 情報通信政策課 企画官

    「クラウドを活用した地方創生・都市サービスの高度化」
    11:20 山本 和徳
    個人情報保護委員会(PPC)事務局 参事官

    「円滑なデータの流通を確保するための個人情報保護委員会の取組」
    11:35 休憩
    11:45 ショー ヒョン・ゴー (Seow Hiong Goh) / シスコシステムズ
    アジア太平洋担当エグゼクティブ・ディレクター、グローバルポリシー&ガバメントアフェアーズ 

    「安全なクラウドを目指して:プライバシー確保、セキュリティ促進、イノベーションの実現」
    11:55 佐々木 道代 / 株式会社セールスフォース・ドットコム 
    執行役員 セールスフォース・インダストリー部
    公共事業推進担当

    「クラウド活用促進のために何が必要か」
    12:05 坂尻 浩孝 / 株式会社シマンテック
    執行役員 CTO 兼セールスエンジニアリング本部長

    「クラウドとセキュリティが融合した世界」
    12:15 ラウンドテーブル・ディスカッション
    「クラウドの利点を活かしながら、新たな課題を乗り越えるには?」
    パネリスト: 国内政府関係者、産業界代表 等。
    12:55 Q&A
    13:00 閉会

    *登壇者、プログラム内容は予告なしに変更することがございます。予めご了承ください。

 

本件問い合わせ先

  • BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス
  • 日本担当マネージャー
  • 直江 智子
  • 電話:03-4360-5474
  • e-mail :tomokon@bsa.org

 

登壇者プロフィール

クリス・ハフィンスバーガー(Chris Hopfensperger)
BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス グローバル政策担当シニア・ディレクター
ChrisHopfensperger
BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンスでBSA加盟企業と共にテクノロジー政策におけるBSAの見解や意見をまとめ、米国および海外の政策立案者に打ち出す役割を担う。イノベーション、著作権保護、プライバシー、電子商取引、クラウド・コンピューティングといった重要分野においてBSA加盟企業に助言。前職のK&L Gatesでは企業や業界団体に対し、立法に関する助言をし、彼らを代表して米国連邦議会、連邦機関、法廷において政策課題を掲げることに携わった。それ以前は新聞記者としてワシントン・ポスト、サクラメント・ビー、セント・ピーターズバーグ・タイムズ等で編集と執筆を担当。ミシガン大学で法律学位、ネブラスカ大学でジャーナリズムの学士号を取得。現在はBSAのワシントンDC事務所にて勤務。
ジャレッド・ウィリアム・ラグランド(Jared William Ragland)
BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンス アジア太平洋 政策担当シニア・ディレクター
Jared William Ragland
BSA|ザ・ソフトウェア・アライアンスで、アジア太平洋地域における重要なマーケット(中国、インド、インドネシア、日本、韓国、ベトナムを含)の市場開放、イノベーションとデジタル貿易の促進に関する国際戦略を加盟企業と共に展開する。前職では米国特許商標庁(USPTO)の知的財産権を専門とする領事館員として駐上海の米国総領事館に勤務した。それ以前は米国通商代表部で知的財産・イノベーション部局に勤務し、2005年の9月から2007年の11月まで米国国務省の経済政策局、東アジア・太平洋支局で科学政策の参与を務めた。ラグランドは2004年にワシントン大学で分子細胞生物学の博士号を取得し、アリゾナ大学で生化学の理学士、東アジア史と人類学の複数専攻で学士号を取得。現在はBSAのシンガポール事務所にて勤務。
谷脇康彦
内閣審議官 内閣サイバーセキュリティセンター副センター長
Yasuhiko Taniwaki
84年、郵政省(現総務省)入省。郵政大臣秘書官、在米日本大使館ICT政策担当参事官、総務省総合通信基盤局料金サービス課長、同事業政策課長、情報通信国際戦略局情報通信政策課長、大臣官房企画課長、大臣官房審議官(情報流通行政局担当)などを経て、13年6月より現職。
坂入倫之
総務省 
情報通信国際戦略局 情報通信政策課企画官
98年郵政省(現総務省)入省。総務省総合通信基盤局消費者行政課、在タイ日本国大使館、総務省情報通信国際戦略局国際政策課などを経て15年8月より現職。
山本和徳
個人情報保護委員会(PPC)事務局参事官
Kazunori Yamamoto
1993年 通商産業省(現経済産業省)入省 
2009年 経済産業省商務情報政策局情報政策課長補佐兼大臣官房政策企画委員
2010年 大分県商工労働部長
2013年 経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課長
2015年 内閣官房IT総合戦略室パーソナルデータ関連制度担当室内閣参事官
2016年 個人情報保護委員会事務局参事官
ショー ヒョン・ゴー (Seow Hiong Goh) / シスコシステムズ
アジア太平洋担当エグゼクティブ・ディレクター
グローバルポリシー&ガバメントアフェアーズ 
Seow Hiong
政府機関で10年、民間セクターで15年と計25年に亘りICT業界に身を置き、アジア太平洋地域のICT政策課題について政府と協働。シスコシステムズではICT関連の幅広い政策課題について政府関係者や規制機関に対して助言し、投資、イノベーション、経済成長、高度なICT技術の導入を助長するような政策や規制を取り入れるよう各国の政府に助力している。現在、重点的に取り組み、助言している分野は国家的ブローバンド戦略と導入、コンバージェンス政策、サイバーセキュリティと電子政府である。
佐々木 道代 / 株式会社セールスフォース・ドットコム 
執行役員セールスフォース・インダストリー部
公共事業推進担当
Michiyo Sasaki
1991年3月にお茶の水女子大学卒業後、ベンチャー企業取締役を経て1998年1月SAPジャパン株式会社入社。2006年7月より公共営業部部長。2009年3月にプライスウォーターハウスクーパースジャパンのアライアンス部長として入社。2010年4月株式会社セールスフォース・ドットコムへ入社、公共営業部長、公共事業推進担当シニアディレクターを経て2015年4月より執行役員セールスフォース・インダストリー部 公共事業推進担当。
坂尻 浩孝 / 株式会社シマンテック
執行役員 CTO 兼セールスエンジニアリング本部長
Hirotaka Sakajiri
大学院卒業後、国内大手電機メーカー、フランス系通信プロバイダーを経て2008年に日本ベリサインへ入社。同年に技術本部長、翌年にユーザ認証製品本部長を担当しビジネスの発展に寄与。2012年事業統合に伴いシマンテック社へ入社。2016年4月現職に着任し、エンタープライズセキュリティ製品の技術全般を主管している。
BSAについて
 

BSA | The Software Alliance (BSA | ザ・ソフトウェア・アライアンス)は、政府やグローバル市場において、世界のソフトウェア産業を代表する主唱者です。BSAの会員は世界で最もイノベーティブな企業で構成されており、経済を活性化させ、現代生活を向上させるソフトウェア・ソリューションを創造しています。

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メンバーシップ

BSAは、テクノロジーに根ざした業界として国際的に活動する唯一の団体で、世界十数カ国にオフィスとスタッフを配置し、積極的に活動しています。そのため、BSA加盟企業は、世界、地域、国単位で、不正使用対策およびポリシー・プログラムのメリットを享受することができます。

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