■2008/4/26
BSA、世界知的所有権の日にイノベーションを祝賀
安全で信頼できるデジタル社会の実現を推進するビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は、本日、各国の政府、企業、および権利擁護団体と共に世界知的所有権(IP)の日を祝賀し、グローバルなデジタル社会を推進するイノベーションの精神を評価しました。世界知的所有権の日は、2000年に世界知的所有権機関(WIPO)によって制定され、日常生活における知的所有権の重要性について認識を向上させることを目的としています。
BSA会長兼CEOのロバート ハリマン(Robert Holleyman)は「知的財産は今日の世界市場における革新や競争力を維持・促進するために大変重要です。ソフトウェアやテクノロジー産業等に従事するクリエーターのアイデアは、特許や著作権、その他の形態の知的所有権による保護を受けることで、私たちの生活に変化をもたらしています。BSAやそのメンバーは、知的所有権保護の重要性を訴える力強いメッセージを発し、知的所有権がもたらすインセンティブや報酬によって産業界による創造性の維持を可能にするという目標を数百万社の企業と共有しています」 と述べています。
高度な情報化が進む今日、日本では産業の国際競争力向上のカギとして知的財産の重要性はますます高まりを見せ、国家戦略として「知的財産推進計画」が存在するように、知的財産の創造と適切な保護は緊急の課題となっています。BSA日本担当事務局長の竹下千恵は、「BSAは民間企業の取組のサポートや日本政府との政策に関する意見交換を継続することで、今後も引き続き日本のIT競争力向上を通してのイノベーション促進とさらなる成長に貢献していきたいと考えています」と述べています。
BSAとBSAメンバーは、引き続き企業に対して著作権や正規ソフトウェアライセンスを使用することの重要性を啓発するとともに、各国政府や他の権利擁護団体と協力しながら知的所有権の重要性を訴え、ソフトウェアの重要性についての一層の認識向上に務めてまいります。
BSAについて
ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は、世界80カ所以上の国や地域でビジネスソフトウェア業界の継続的な成長と、安全で信頼できるデジタル社会の実現を目指して、政策提言・教育啓発・権利保護支援などの活動を展開している非営利団体です。BSAは急成長を遂げるビジネスソフトウェア 業界をリードする企業で構成されています。1988年の米国での設立以来、常に政府や国際市場に先駆け、世界のビジネスソフトウェア業界とそのハードウェア・パートナーの声を代表する組織として活動をつづけ、教育啓発、および著作権保護、サイバーセキュリティー、貿易、電子商取引を促進する政策的イニシアチブを通して技術革新の促進に努めています。BSAのメンバーにはアドビシステムズ, アジレント・テクノロジー, アルティウム, アップル, オートデスク, アビッドテクノロジー, ベントレー・システムズ, ボーランド, CA, ケイデンス・デザイン・システムズ, シスコシステムズ, CNC Software/Mastercam, コーレル, デル, EMC, エントラスト, Frontline PCB Solutions- An Orbotech Valor Company, HP, IBM, インテル, アイナステクノロジー, マカフィー, マイクロソフト, Mindjet, Minitab, Monotype Imaging, PTC, クォーク, Quest Software, SAP, シーメンスPLMソフトウェア, ソリッドワークス, SPSS, サイベース, シマンテック, シノプシス, テクラ, The MathWorks およびトレンドマイクロ が加盟し活動を行っています。詳しくは、BSA日本ウェブサイトwww.bsa.or.jpまたは、BSA米国本部ウェブサイトwww.bsa.org/usa/(英語)をご覧ください。