リリース記事

■2006/06/01
BSA、「Yahoo!オークション 知的財産権保護プログラム」に参加

ビジネス ソフトウェア アライアンス(本部:米国ワシントンDC、会長兼CEO:ロバート・ハリマン、以下BSA)はこのたび、ヤフー株式会社が提供するオークションサービス「Yahoo!オークション」上における知的財産権を侵害する出品物の削除などを行う「Yahoo!オークション知的財産権保護プログラム」に参加し、本日より同プログラムの運用が開始されたことを発表いたしました。

近年、最大手のYahoo!オークションでは4月22日に出品数が初めて1,000万件を突破するなど、日本国内におけるネットオークションの普及は顕著です。しかし、その一方でネットオークションでの知的財産侵害は深刻な被害をもたらしており、知的財産戦略本部がまとめた「知的財産推進計画2006」の原案にも、ネットオークションでの模倣品・海賊版取引対策の強化が盛り込まれるなど、効果的な防止策が求められています。

今回、BSAが加盟した「Yahoo!オークション 知的財産権保護プログラム」は、ヤフー株式会社が「Yahoo!オークション」の知的財産権保護への取り組みの一環として2003年11月に開始した権利者向けプログラムで、第三者の知的財産権を侵害するような行為を速やかに防止するためのプログラムです。

BSAはこれまで、ネットオークションにおけるPCソフトウェアの違法コピーや海賊版販売に対して、2002年より独自の「ネットオークション探知活動」を実施しておりましたが、より積極的に対応すべく同プログラムへの参加を決定いたしました。

BSAは安全で信頼できるデジタル社会の促進のため、今後も引き続き週次での「ネットークション探知活動」を継続し、政策提言活動、教育啓発活動、および刑事手続きの支援も含めた積極的な権利保護支援活動を行ってまいります。

BSAについて

ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は、世界80カ所以上の国や地域でビジネスソフトウェア業界の継続的な成長と、安全で信頼できるデジタル社会の実現を目指して、政策提言・教育啓発・権利保護支援などの活動を展開している非営利団体です。BSAは急成長を遂げるビジネスソフトウェア 業界をリードする企業で構成されています。1988年の米国での設立以来、常に政府や国際市場に先駆け、世界のビジネスソフトウェア業界とそのハードウェア・パートナーの声を代表する組織として活動をつづけています。BSAワールドワイド・メンバーにはアドビシステムズ,アップル, オートデスク, アビッドテクノロジー, BEAシステムズ, ベントレー・システムズ, ボーランド, CA, ケイデンス・デザイン・システムズ, シスコシステムズ, CNC Software/Mastercam, デル, エントラスト, Frontline PCB Solutions- An Orbotech Valor Company, HP, IBM, インテル, アイナステクノロジー, マカフィー, マイクロソフト, Minitab, Monotype Imaging, PTC, RSAセキュリティ, SAP, ソリッドワークス, サイベース, シマンテック, シノプシス, テクラ, The MathWorks, トレンドマイクロ および UGS が加盟し活動を行なっています。詳しくは、BSA日本ウェブサイトwww.bsa.or.jpまたは、BSA米国本部ウェブサイトwww.bsa.org/usa/(英語)をご覧ください。