リリース記事

■2006/03/17
JIMCA、BSA、RIAJの3団体、海賊版販売露天商一掃運動への
大阪府警の協力に対し感謝状を贈呈

日本国際映画著作権協会(JIMCA)、ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)および(社)日本レコード協会(RIAJ)の3団体は3月17日、上記3団体主催により昨年12月より海賊版販売露店商排除および知的財産権思想の啓発を目的に約3ヶ月間にわたり展開された「海賊版撲滅キャンペーンinなにわ」での協力に対し、大阪府警本部生活安全部と浪速警察署を訪問し感謝の意を表しました。

「海賊版撲滅キャンペーンinなにわ」は、大阪日本橋街に出没していた海賊版DVDなどを販売している露店商による著作権侵害行為が多発したため、大阪府警本部・浪速警察署の全面的な支援のもと、地元日本橋筋商店街組合の協力により、権利者上記3団体が主催となり映画「スターウォーズ ダース・ベイダー」が浪速警察署の一日署長を務めた昨年12月10日をスタートとして3ヶ月間に渡り、日本橋筋商店街を巡回するパトロールの実施やノベルティグッズを配布するなど消費者に対する知的財産権思想の啓発などを展開していたキャンペーンです。

当日はRIAJ会長の佐藤修、JIMCA代表の飯山恭高およびBSAアジア事務局長の今泉寛がプレゼンターを務め、大阪府警本部生活安全部長小島隆雄警視長と浪速警察署長中山篤美警視にそれぞれ感謝状を贈呈しました。RIAJの佐藤修会長からは、海賊版販売の露天商一掃のため大きな貢献となり、被害発生の予防や啓発活動にも大きな効果を上げ、適切な権利保護が実現されたことについての謝辞が述べられ、小島生活安全部長からは、海賊版販売の露店商排除やのため今後も取り締まりを強化していく方針が表明されました。

浪速警察署の発表によると、この3ヶ月間の巡回パトロール実施により映画・音楽・ビジネスソフトの自主廃棄および任意受領枚数は約6,000枚にのぼったほか、露天商26店舗から誓約書を受領しました。また配布した啓発グッズは約40,000枚におよび一般消費者への啓発効果に大きく寄与しました。

主催3団体は今後も海賊版DVD販売などの著作権侵害行為撲滅のため、警察や地元商店街などとの連携を強化して積極的に取り組んで、知的財産権の適切な権利保護に寄与してまいります。