ソフトウェア資産管理のファーストステップ

ライセンス数とソフトウェアの把握

ライセンスの利用状況が適切かどうかを診断するために、 まず所有ライセンスと導入ソフトウェアの過不足を把握することが必要です。 その方法をご紹介いたします。


ソフトウェアの「点検・確認」

手動で点検・確認を行う場合

手動で点検・確認を行っていただく場合に最適なマニュアルとして、ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア)発行の「すぐに始めるソフトウェア管理」をご紹介します。

「すぐに始めるソフトウェア管理」とはACCSが提案する、ソフトウェア管理の効果・効率、 費用・人的負担のバランスに最大限配慮したマニュアルです。 これまでも多くのソフトウェア管理の方法が研究され提案されてきましたが、 ほとんどの方法が実際に管理の導入をする際に費用的・人的負担が大きく、導入の足枷となっていました。
そこでACCSでは、1社でも多くの企業がライセンス管理をスタートできるように、「最小限必要」な事から始められる「すぐに始めるソフトウェア管理」というマニュアルを作成。これまで多くの企業の方に活用されてきました。“ソフトウェア管理を始めよう”、あるいは“始めたい”とお考えの企業・組織の皆様に、ぜひご利用いただきたいと考えています。

 

ライセンス管理ツールを使用する場合

ライセンス管理を行う対象となるコンピュータの台数が、とても多い場合には、 「ソフトウェア管理支援ツール」を利用することも大変便利です。 「ソフトウェア管理支援ツール」とは、各クライアントのコンピュータにインストールされている ソフトウェアの情報を自動的に収集するツールのことを指します。

※項目をクリックすると、説明が表示されます。

1.調査目的と対象に応じて「ソフトウェア管理支援ツール」を決定します。
2.ツールを活用して調査するスケジュールを決定します。
3.「ソフトウェア管理支援ツール」を動作させて状況を確認します。
4.「ソフトウェア管理支援ツール」の収集したデータのチェックをします。
5.データと実態に乖離がある場合、サンプリングチェック等実施します。
6.まずは棚卸作業(保有数との比較)を実施してみます。
7.棚卸しデータをメーカー側の登録情報と比較参照してみます。